地域おこし協力隊員イワセとその仲間たちが「遠州の小京都」静岡県森町の魅力的なヒト・モノ・スポットを発信していきます

先人の知恵は芸術!三倉の久右衛門炭②

久右衛門炭(きゅうえもんすみ)の由来

前回に引き続きレポートする、三倉の久右衛門炭(きゅうえもんすみ)。

久右衛門炭の由来は、三倉に伝わる戦国時代の歴史からです。

天正2年(1574)徳川家康公は犬居城を攻めるも敗走し、三倉にて郷士の矢部久右衛門に助けられました。
後にそのお礼として、家康公より久右衛門は三倉の姓と御朱印を拝領し、見渡す土地の全てを授かったと伝えられています。

その久右衛門にあやかって、三倉小学校の学校林に復元された炭焼き窯を「久右衛門炭」と命名しました。

 

三倉小学校の子どもたちと窯入れ作業

この日は子供たちが、木材の窯入れを手伝ってくれました。
おおよそ同じ長さに切った木材を、なるべく隙間を小さく詰めていく作業です。

校長先生も積極的に作業をしていただきました。
みんなでやるとどんどん進みますね。

 

 

体力自慢の強力な助っ人さんが来てくれました。
木々の隙間を細い木材で埋めていきます。

 

ドームづくりは芸術作品

曲がった木を使って、天井のドームを作っていきます。本当に芸術作品の様です。
大胆かつ繊細な作業が続いていきます。

 

 

完成した木のドームの上に土を載せ、叩いて固めていきます。

 

いよいよ火入れです

炭焼き窯が完成し、いよいよ火入れです。

まずは窯内を徐々に乾燥させるため、弱火で3日ほど火を焚きます。
乾燥が終わった後は火を強くし、3日間かけて入口の空気の吸込み口を少しづつ塞いでいきます。

炭が冷えれば完成です。

 

 

炭を焼いている間に屋根と、炭小屋が出来ました。
こういった小屋もわずか数日できてしまいます。先人の知恵はすごいです。

 

炭が完成!こどもたちと炭を取り出します

完成した炭をこどもたちと取り出します。
窯の中は、小さな子ならそのまま立てる高さがあり、こどもたちが大活躍です。

 

 

美しくて上質な炭が完成しました。

 

今後の久右衛門炭

完成した炭焼き釜で作られた炭は、火持ちもよく完成度の高い炭になりました。

会の皆さんで名づけた「久右衛門炭」は、まずは森の健康軽トラ市、もりもりまーけっと、ぷぶふの日など
森町のイベントを通じて販売しています。もちろんこの売り上げは三倉の町おこしに活用されていきます。

今回の炭焼き釜の復元は、子供たちにとっても山やエネルギーの大切さを感じる機会になったことと思います。

私にとっても、会の皆さんと一緒に汗を流して出来た炭焼き釜はとても大切なものとなりました。
協力隊としても今後、販売を会の皆さんと一緒にお手伝いしてきます。

問合せ先

三倉の久右衛門炭(きゅうえもんすみ)
これからの三倉を考える会 田上勝三
〒437-0208周智郡森町三倉660
℡0538-86-0008

販売イベントのリンク

森の健康軽トラ市 こちら
もりもりまーけっと こちら
かわせみ街道オープンハウスぷぶふの日 こちら

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