地域おこし協力隊員イワセとその仲間たちが「遠州の小京都」静岡県森町の魅力的なヒト・モノ・スポットを発信していきます

炭焼き窯を復元!三倉の久右衛門炭①

暮らしにかかせないものだった「木炭」

日本において、昭和30年頃まで暖房や炊事にと、どの家庭でも使われてきた「木炭」。
森からの恵みの木炭は暮らしにかかせないものとして、膨大なエネルギーを人々に与えてきました。

その後急速に石油やガス、電気にエネルギー源は移行し、それに伴い木炭の生産量は減少していきます。

木炭の生産が減少することは、山の人々の雇用の場が無くなる事を意味し、仕事を求めて山を離れる人も多かったようです。

かつての里山には至る所にあった炭焼き窯も、現在はわずかとなり、国内に流通する炭の多くは海外製です。

 

これからの三倉を考える会

森町の中山間地、「三倉地区」の有志により結成された、「これからの三倉を考える会」。
人口減少や高齢化が進む三倉を、自分たちの力で守っていこうと、これまで植林活動や小学校周辺の整備などをされてきました。

活動の1つとして、三倉小学校の学校林内にある昭和初期の炭焼き釜を、小学校の児童のみんなと復元するプロジェクトが立ち上がりました。

作業の中心となるのは、若い時に炭焼きを本業としていた田上さん。
今でもその技術を継承している田上さんを中心に、様々なメンバーが応援に駆けつけて作業は進んでいきました。

 

 

炭焼き窯を復元!

復元作業の初めはまず、土で埋まった窯を掘り出すところから。
山の中にあるため機械は入れられず、全て人力です。

 

道具も手作り!

掘り出した土を型枠に入れ、棒で突き固めます。
型枠を外した後は手作りの木ゴテを使って、壁面を叩き固めていきます。

昔から炭焼きの仕事は運ぶ道具を最小限にするため、ほとんどの道具を現場の木材で作ったそうです。
写真の道具はすべて手作りです。

 

 

壁面が完成してきました。まるで古墳のようですね。

土の肌は本当に美しいです。

 

 

 

窯の中に入れる原料の木材も現場で調達します。

斜面のため足元が悪く、大変な作業です。

 

 

樫やナラなどが主な木材です。色合いが本当にきれいですね。

木材のストックも少しずつ出来てきました。

 

 

次回に続きます!

問合せ先

三倉の久右衛門炭(きゅうえもんすみ)
これからの三倉を考える会 田上勝三
〒437-0208周智郡森町三倉660
℡0538-86-0008

販売イベントのリンク

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